リベンジ夜更かしをやめたい|1日が終わった気がしない夜の原因と、眠る前の区切り方

公開 ・ Lastlight

結論

リベンジ夜更かしをやめるには、睡眠時間を削る自分を責めるより先に、寝る前に「1日の終わり方」を1つ決めて毎晩同じ時刻に置く方法が始めやすいです。仕事終わりに1日が終わった気がしないのは、用事が片付いても終わりの合図が無いまま夜が続くことが一因と考えられます。

この記事の要点

  • リベンジ夜更かしは自分の時間を取り戻そうとして就寝を遅らせる行動

  • 1日が終わらない感覚は、終わりの合図が無い夜に起こりやすい

  • 区切りは1つ、短く、毎晩同じ時刻に置くと続けやすい

  • うまくいかない夜を失敗として数えず、翌晩また置けば十分

  • お酒が区切りになっている人が量を大きく減らす前は医師に相談する

リベンジ夜更かしとは何ですか?

リベンジ夜更かしとは、日中に自分の時間を持てなかった人が、睡眠時間を削って自由な時間を取り戻そうとする行動のことです。

リベンジ夜更かしとは、日中に仕事や家事で自分の時間を持てなかった人が、寝る時間を遅らせて自由な時間を取り戻そうとする行動のことです。英語では revenge bedtime procrastination と呼ばれます。

リベンジ夜更かしでよく見られる行動

  • 眠いのに動画やSNSを見続ける
  • 「あと1本だけ」を何度も繰り返す
  • 寝る準備は済んでいるのに、布団に入ってからスマートフォンを手放せない
  • 夕食後になんとなくお酒を飲み続け、気づくと深夜になっている

リベンジ夜更かしは意志の弱さだけで説明できる行動ではありません。「今日はまだ自分の時間が足りない」という感覚に対して、睡眠時間で埋め合わせている状態と捉えると、対処の方向が見えやすくなります。

仕事終わりに1日が終わった気がしないのはなぜですか?

用事は片付いても、1日の「終わりの合図」が無いまま夜が続くことが一因と考えられます。合図が無い夜は、区切りを自分で作るまで続きがちです。

終業から眠るまでの数時間は、用事が無いのに1日が終わった気がしない時間になりやすいです。以下は一般的に考えられる要因で、すべての人に当てはまるわけではありません。

1日が終わった気がしない主な要因

要因 起きやすい状況
終わりの合図が無い 帰宅後の過ごし方が毎晩バラバラで、終わる瞬間が決まっていない
自分の時間が足りない感覚 日中が仕事で埋まり、自分のために使った時間が思い出せない
終わりの無いコンテンツ 動画の自動再生やSNSの無限スクロールに、止める場面が用意されていない
仕事の頭が切り替わらない 帰宅後も通知やメールを確認し、仕事が閉じた実感が無い

共通しているのは、1日を「終える」行為がどこにも置かれていない点です。学校のチャイムや終業の挨拶のような合図は、夜の家の中には自然には存在しません。

リベンジ夜更かしをやめるには、何から始めればいいですか?

「早く寝る」を目標にするより、寝る前に「1日の終わり方」を1つだけ決める方法から始めると取り組みやすくなります。

「今日こそ早く寝る」という目標は、取り戻したい自分の時間を削る方向に働くため、反発が起きやすい目標です。最初の一歩は、就寝時刻ではなく「1日の終わり方」を1つ決めることです。

区切りの例と特徴

区切りの例 所要時間の目安 向いている人
照明を1段階暗くする 数秒 準備に手間をかけたくない人
明日の予定を1行だけ書く 1〜2分 仕事の頭が切り替わらない人
ゆっくり息を吐く時間を取る 1〜2分 気持ちが落ち着かない人
スマートフォンを別の部屋で充電する 数十秒 動画やSNSが止まらない人

区切りは複数を組み合わせるより、1つに絞るほうが毎晩続けやすいです。区切りの目的は「今日はここで終わり」と自分に伝える合図を作ることで、眠るための儀式を完璧にこなすことではありません。

寝る前の区切りはどう作ればいいですか?

時刻を決める、短くする、毎晩同じにする、終えたらそれ以上は何もしない、の4つの手順で作ると習慣にしやすくなります。

寝る前の区切りは、次の4つの手順で作ると毎晩の生活に組み込みやすくなります。

区切りを作る4つの手順

  1. 時刻を決める:就寝したい時刻ではなく、「1日を終えたい時刻」を1つ決めます。
  2. 短くする:区切りは数十秒から数分で終わるものにします。長い区切りは、疲れた夜に省略されやすくなります。
  3. 毎晩同じにする:区切りの中身を日によって変えないことで、合図として機能しやすくなります。
  4. 終えたら、それ以上は何もしない:区切りの後に反省や振り返りを足さず、「今日はこれで終わり」とします。

区切りを置いた後の過ごし方

区切りを置いた後に、すぐ眠る必要はありません。区切りの後も読書や会話を続けて構いません。大切なのは「1日はもう終わった」という感覚を先に作っておくことです。

うまくいかない夜があったら、どう考えればいいですか?

区切りを置けなかった夜を失敗として数える必要はありません。連続日数を気にせず、翌晩また区切りを置けば十分です。

区切りを置けずに夜更かしした夜があっても、その夜を失敗として扱う必要はありません。連続日数を数える方法は、1晩の途切れでゼロに戻るため、途切れた後に続ける気持ちを失いやすい面があります。

うまくいかない夜の考え方

  • 区切りを置けなかった夜は、そのまま眠って構わない
  • 翌晩に区切りを置ければ、取り組みは続いている
  • 「何日続いたか」より「区切りを置けた夜が何晩あったか」で振り返る

夜更かしをした翌日に自分を責めると、その日の夜も「自分の時間を取り戻したい」気持ちが強くなりがちです。うまくいかない夜を責めないことは、甘やかしではなく、区切りを続けるための条件です。

お酒が1日の区切りになっている場合は、どうすればいいですか?

お酒以外の区切りを1つ足すところから始められます。毎日飲んでいる量を大きく減らす前は、必ず医師や相談窓口に相談してください。

仕事終わりの1杯が、1日の終わりの合図になっている人もいます。お酒をあえて飲まない、または飲む量を減らす選択をする生き方は、ソバーキュリアスと呼ばれます。

お酒以外の区切りを試すときの考え方

  • お酒をやめることを先に決めず、お酒以外の区切りを1つ足すところから始める
  • 区切りを置いた後に飲んだ夜があっても、その夜を責めない
  • 飲む量を変える前に、医師に相談する

量を大きく減らす前に知っておきたいこと

毎日多く飲んでいる状態から急にやめると、手の震え・発汗・けいれん・幻覚などの離脱症状が出ることがあり、命に関わる場合があります。飲む量を大きく減らしたいときは、自己判断で急にやめず、必ず医師に相談してください。

つらい気持ちが続くときは、次の窓口に相談できます。

  • こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
  • よりそいホットライン:0120-279-338
  • 緊急の場合:119

よくある質問

意志の弱さだけで説明できる行動ではありません。日中に自分の時間を持てなかった感覚を、睡眠時間で埋め合わせている状態と捉えると、区切りを置くなどの具体的な対処を考えやすくなります。

数十秒から数分で終わるものが続けやすいです。長い区切りは疲れた夜に省略されやすいため、照明を暗くする、明日の予定を1行書くなど、短く毎晩同じにできるものを1つ選ぶ方法がおすすめです。

すぐに寝る必要はありません。区切りの後も読書や会話を続けて構いません。区切りの目的は、就寝より先に「今日はもう終わった」という感覚を作っておくことです。

毎日多く飲んでいる状態から急にやめると、手の震えやけいれん、幻覚などの離脱症状が出ることがあり危険です。飲む量を変える前に、必ず医師に相談してください。

寝る前の区切りを自分で毎晩思い出すのが難しい場合は、Lastlight という iOS アプリも選択肢の1つです。あなたが決めた時刻に一行だけ届き、開くと90秒で1日の終わり方を1つ置けます。連続日数は数えず、記録は端末内で完結します。Lastlight を App Store で見る → https://apps.apple.com/jp/app/id6812345627

Lastlight を App Store で見る